2024年07月11日
選手が後ろの集合写真をどう思いますか？
ヤフーニュースが取り上げた記事が気になったので、詳しく読んでみました。たしかに役員や監督・コーチらが前列で椅子に座り、後列に選手達が立って並んで撮る集合写真は当たり前過ぎるくらい一般的です。生徒達と自分で撮る写真の場合、学年の若い又は背の低い生徒が前にならび高学年が後ろに、そして自分はサイドに立つか写真に写らず撮る側に回るかですが。
こういうのは武道の世界に限らず、日本のスポーツ界ではごくごく一般的という認識だったのですが、一方で『アスリート・ファースト』という概念もかなり浸透して来ました。なので選手メインで前列、縁の下の力持ち担当は後ろかサイドにという考えも理解出来ますし、今後はその考え方の方が主流になっていくかもしれません。
しかしそれでも忘れてはいけないのは、試合に勝つ為には、まずその大会が開催される事が大前提です。皆さんもコロナ禍を通じてしみじみ実感したかと思います。大会開催にあたっての関係者の尽力があってこその試合での勝利なのです。だからトップアスリートがメダルを獲得した時に、彼ら彼女らはまず、「感謝の言葉」を口にするのです。
昔当たり前だった事がどんどんアップデートされていって、少し前の常識はもう非常識に変わっていってしまっています。なんでもかんでも昔のやり方を批判するのはどうかと思いますが、常に今までのやり方に疑問を抱き、アンテナを高くして常に改良改善の余地を探す努力は必要なのかなと思います。
皆さんはどう感じますか？
