2024年05月29日

武道と競技と格闘技と③

最後は、格闘技についてです。

格闘技とは、言葉を見ると『格闘』の『技法・技術』という意味になりますよね。目の前の相手と組み合い又は打ち合って闘う事を想定して、相手を打ち負かす為の技術を学ぼうとするものであります。原則として勝敗を決めるのは、打撃による衝撃や抑え込みなどの組み伏せ、ルール上の明らかな優劣さでどちらかが闘争意欲を無くしたり、闘争不能の状態に追い込まれた場合だと思っています。深刻なダメージを与えたり受けたり、ましてや生死に関わる事態に発展するなんてもっての外です。命の取り合いではないのです。格闘技として試合を行う場合でも、安全管理の為のルール設定や審判・レフェリーの存在は必須となります。その上で互いの優劣を測るのであれば、当該二者間でも周りで観ている人でも結果が分かりやすいと思います。この結果が誰が見ても分かりやすいのが格闘技の試合のメリットの一つでしょう。

寸止め系、伝統派と言われる私の学んでいる空手では、よく「薄皮一枚」という言葉を使います。打撃技を相手に表面にのみ与え、強い衝撃は与えないのです。刺激を感じても一瞬。ケガはしません。この絶妙なコントロールが出来るようななれば達人ですね。死ぬまでにその境地に達する事は出来るのでしょうか、、、

もちろん、コントロールしての薄皮一枚ですから、衝撃を与えようとすればいくらでも可能です。私は当てる技術よりも当てない技術の方が数倍難しいと考えます。相手にダメージを与えなくとも、薄皮一枚の打撃のみでその実力を相手に知らしめる事が出来るのです。やられた方は、もう「参った、降参」です。しかしながら格闘技としての空手も存在している事は知っていますし、それはそれでそういった腕試しも楽しそうですね。まずはしっかり当てる技術をマスターしない事には、「当てない」でなく「当たらない」で終わってしまいますし。

以上、3つに分けて述べさせていただきましたが、いかがだったでしょうか。空手談義、武道談義は大好きなので、ご興味湧きましたら、ぜひお話ししましょう!

 

 

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